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ほたるビオトープ販売

ほたるの育て方

いのちを育む育て方

「ほたる」と共に生きる暮らしを考える

ほたるの一生を見れば、それがどうして自然と共にあることなのかが分かります。
やさしく温かい光を灯すほたる。そんなほたるが成虫になってからの寿命は、およそ2週間ほどです。

幼虫の期間は約1年ほど、飛び立つために準備をします。
いのちを灯すために一所懸命に生きる小さないのち。
それを慈しみ、大切に想うことが、自分自身の毎日にもそっとひかりを灯すきっかけを与えてくれます。

6
大切なこと


いのちあるものと共に生きることですから
「これが正解」という絶対的なものはありません。
ですが、私たちがこれまでほたるの飼育に携わってきた中で、
大切だと感じていることがあります。

01

POINT

幼虫時からの
健康状態が大切

ほたるが健康に育つ前提として、もともと健康状態の良いほたるの幼虫であることが大切です。
届いたら、酸素が必要なのですぐに袋を開けてください。汚れている水は、きれいな水に交換してください。

02

POINT

きれいな水での飼育

自然な状態のきれいな水で飼育してください。
自然な状態というのは、人工的な不純物がない状態のこと。水槽などを使う場合、水道水なら、水槽に入れて日光にあて2日後に使用できます。また、こまめに水を替えて美しい状態を保つようにしてください。

03

POINT

水の温度管理に注意

水温に注意してください。
高い温度には弱く、26℃以上は危険です。下限は、水面が凍ってもその下が水であれば大丈夫です。

04

POINT

土の状態にも気を配る

ほたるは土の中でさなぎになる生き物です。
幼虫からの飼育は、水だけでなく土の状態も重要になります。踏み固められた固い土はNG、ふわふわの柔らかい土づくりが大切です。
土だけのご利用も承っております。お気軽にお問い合わせください。

05

POINT

えさは、ほたるの
成長に合わせて

幼虫のえさはタニシ、カワニナをメインに与えてください。幼虫が小さい時は、小さなえさが必要です。また、成虫になったほたるは水しか摂取しませんので、美しい水が継続的に必要です。

06

POINT

水槽を使う場合の注意

水槽を使ってほたるを育てる場合、幼虫を飼育する水槽は30×20×20cm程度必要です。ヘイケボタル幼虫も、ゲンジボタル幼虫も水槽で飼育できます。ビオトープであれば環境作りから自然やほたると関わることもできます。

ほたるの一生

ほたる=美しい自然と言われる理由

ほたるにはきれいな水が必要なのはご存知の方も多いと思います。
しかし、ほたるの一生を考えたとき、それだけではほたるは空に羽ばたけません。
さなぎになるとき、ほたるは土に潜ります。その土が汚染されていたり、押し固められたりしていると、羽化することはおろか、さなぎになることもできないのです。

ほたるが生きるには美しい自然環境が必要というのは、そこにポイントがあります。
水だけがきれいでもいけない。美しく栄養豊かな土が必要なのです。
健康な土はもちろん健やかな緑を育みます。

ほたるの幼虫の年齢と成長

ほたるの幼虫は、1令、2令、3令、と成長をして行きます。幼虫が卵から孵化した時が1令です。次に大きくなるために脱皮した時が2令となり、6回脱皮をして終令になります。
幼虫が脱皮をするため動かなくなり3分から5分位で脱皮します。その時は、乳白色でとてもきれいです。
ゲンジボタルの幼虫は、4月頃までに全長が2.8~3.5cm位になります。
ヘイケボタルの幼虫は、5月下旬までに全長が2cm位になります。

ほたるの成長と、
具体的な飼育の流れ

01水を用意

水道水を使用する場合はカルキ抜きをしましょう。
エアレーション等で曝気(ばっき)をし水に酸素を供給します。

02容器/環境準備

新品の物は薬剤が付いている場合があるのでよく洗いましょう。
容器に幼虫が隠れたりエラを洗うための砂や石を入れたら水を入れましょう。

03幼虫を入れる

環境が整ったら、幼虫を入れます。幼虫は弱いので優しく扱いましょう。

04餌をあげる

ゲンジはカワニナ、ヘイケはタニシを好んで食べます。
水質悪化に繋がるので3~5時間経っても残っている餌は捨てましょう。

05水の交換

1と同じように用意しておいた水を使い水交換します。
水質の状況にあわせて交換しましょう。

06環境を保つ

1~5を繰り返しゲンジは4月末頃、ヘイケは5末頃にさなぎになるために上陸させます。上陸用の土が無い場合はmamecoで販売しています。お気軽にお問い合わせください。

そして成虫へ成長さなぎから成虫、そして産卵・孵化へとつながっていきます

ゲンジは約50~60日、ヘイケは22~35日で成虫になります。
成虫になったほたるは、水しか摂取しないので、5の方法で常に良い状態の水になるようにしましょう。成虫になったほたるは卵を産み、そこから孵化幼虫が産まれます。
丁寧な飼育で、このような環境を作っていくことができるようになります。

お問い合わせ

ほたるのお買い求めについて、分かりにくい点・ご不明な点など、スタッフが丁寧にお答えさせていただきます。
気になること、心配なこと、まずはお気軽にご相談ください。

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